大リーグでは下積みの長い選手が結構いる(特にキャッチャー)。7から8年をマイナーで過ごしてメジャー初昇格すると結構騒がれる。有名どころでは現アストロズの
クリス・コステ(本2冊を出版)。今年でいえばカブスの
スケールズなどがそうだ。正直こういう選手はバサタイル・プレーヤー(色々なポジションを守る選手)だったり、控えのキャッチャーとして活躍することが多いので、それほど目覚しい成績は残さない。
しかしここに、私が今年のナ・リーグ新人王として強力に押したい選手がいる。その選手の名は
ギャレット・ジョーンズ。8年間マイナーにいた後、一昨年始めてメジャーに昇格し、今年6月末に再昇格。わずか73試合の出場で、すでにHR20本。14打席に1本HRを打っています!十分新人王の資格があると思います。ぜひ記者の方投票してやってね(と独り言)。
一方、
難病と戦う息子の健康保険獲得のために戦う父親もいます。サル・ファサーノ。ちょび髭が印象的な捕手です。MLBの仕組みでは1日でも、メジャーに昇格すれば、ずっとメジャーにいた選手と同じ保険手当てを受けれるそうです。ファサーノは重い心臓疾患を患う息子のため、今年もメジャー昇格を目指し、38歳の体にむちを打ってがんばったそうです。しかし、昇格チャンスのときに、自身が足首を痛めていたりする不運もあり、結局昇格は果たせませんでした。過去の2回の手術では1億円以上かかっているそうで、まもなく3回目の手術を受けるそうです。
こんな苦労をしている選手がいる一方、PO進出を逃すことが決定した段階で、さっさと先発を回避するリッチ・ハーデンもいます。チームと同意の上と本人は主張していますが、まったくファンへの裏切りもここまでくると開いた口がふさがりません。ファンが支払うチケット代、ファンがTVを見ることを期待して支払われる広告料が自分の違法に高額な年俸になっているという自覚があまりに欠如している!!!
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